万座毛とニナイカナイ橋に行こう
沖縄県の中部・南部は、自然の織り成す絶景が見られるスポットや、素朴な雰囲気のスポットが多く点在するエリアです。 そこで、ここでは沖縄県の中部・南部エリアに行くなら是非、見てほしい絶景スポットをご紹介します。
陰と陽の側面を持つ絶景が見られる「万座毛」
沖縄県中部エリアの絶景スポットと言えば万座毛。 万座毛といえば、切り立った崖が有名です。私はあれがどうしてもゾウの形に見えてしますのですが、このゾウのような崖から綺麗な海を一望でき、夕日スポットとしても大人気です。
また、季節や天気によって、景色の印象が変わるのも、特徴の1つです。 例えば、晴れているときは、芝は青々としており、海はきれいなコバルトブルーなので、その壮大な光景をみれば気持ちが晴れやかになることでしょう。
一方、芝が枯れて見える冬や曇りの日は海の色はどんよりしており、どことなく淋しげなのですが、なぜか心は落ち着くのです。 万座毛にはこういった陰と陽の側面を持っている絶景スポットだと思っています。
ちなみに、以前は切り立った崖のすぐ側まで行くことができたようですが、私が行ったときには立ち入り禁止になっていました。 ただ、順路は絶壁に沿ってあるため、崖のすぐ側に行けなくても、充分にきれいな絶景は楽しめますし、崖の下を見ることができるスポットもあります。その崖の下をそっと覗きこむと、絶壁に打ちつける波や白く渦巻いている泡に、吸い込まれそうな気持になります。
沖縄屈指の絶景ポット「ニライカナイ橋」
南部エリアで一番おすすめの絶景スポットといえば、南城市にある「ニナイカナイ橋」。那覇空港から車で40~50分ほどで到着します。 「ニナイカナイ橋」は、ニナイ橋とカナイ橋の2つの橋が真ん中で繋がって1つの橋になっています。トンネルを抜けてすぐがニナイ橋(上の写真の手前)、真ん中から最後(上の写真の奥側)がカナイ橋です。
ニナイカナイとは、沖縄で海のかなたや海底にあると信じられている理想郷の名称なのだそうです。そのニナイカナイから神様がやってきて、豊穣をもたらすともいわれています。 ちなみに、このニナイカナイ橋から見える久高島がニナイカナイだと言われています。
行き方は、まず、IC「南風原南」から20分~30分ほど走ると、案内板が出ています。それをもう少し進むとトンネルが現れ、そこを抜けると「ニナイカナイ橋」の登場です。同時に、透き通っていて鮮やかなブルーの海、青い空、濃い木々の緑がばーっと目の前に広がるのですが、その美しさと迫力は圧巻です。思わず「うわーっ」と声を上げずにはいられないでしょう。ニナイカナイ橋を上から下に降りながら、絶景を堪能することができます。
ちなみに、ニナイカナイ橋を渡る手前のトンネルの上には展望台があります。この展望台からはニナイカナイ橋の全貌から海、空、山と全てを見ることができ、写真を撮るにはもってこいの場所です。 風が少し強いですが、強い日差しの下でとても気持ちがいいです。
自然がいっぱい、絶景がみられる素朴な「カフェくるくま」
カフェくるくまから見た海
南部エリアで絶景が見れるカフェといえば「カフェくるくま」。 「カフェくるくま」は下で紹介している斎場御嶽から車で約5分。 周りに人工物がほとんどなくのんびりした田舎道をひたすら走ることになります。到着すると、狭い駐車場にあまり整えられていない庭のような場所が目に入ります。中に入って行くとお土産屋がいくつかあり、朝日や夕日の写真が飾られている展示スペースなどがあります。 さらに奥に進んでいくと、ログハウスのようなカフェが見えてきます。そこが「カフェくるくま」です。
「カフェくるくま」では東南アジア料理、沖縄の名産で作ったスイーツ、ハーブを使った紅茶、南国フルーツのジュース、泡盛まで楽しむことができます。 ちなみに、私のおすすめは紫芋ケーキです。 「カフェくるくま」に行きましたら、是非、紫芋ケーキとカフェから見える絶景を楽しんでください。
紫芋ケーキ
海の見える絶景カフェは沖縄内にたくさんありますが、「カフェくるくま」からの景色は別格。「カフェくるくま」は高台にあるため、窓の外からはばーっと広がった海が見え、最高のロケーションです。 特に、エメラルドブルーからディープブルーに海の色が変わる境目を上から眺めるながら食べる料理は最高です。テラス席もあり、外の風に当たりながら景色を眺めることもできます。 絶景を見ながら料理を楽しめるカフェとしては、「カフェくるくま」が一番おススメです。
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琉球・外国文化に触れることができるスポット
沖縄の中部・南部エリアには絶景以外にも魅力的なスポットがたくさんあります。 そこで絶景以外でおすすめのスポットをご紹介します。
琉球文化を堪能しよう「体験王国むら咲むら」
中部エリアにある「体験王国むら咲むら」は、その名の通り、琉球文化を体験できる観光施設です。 広い敷地にたくさんの工房があり、シーサー作りや琉球ガラス作り、沖縄そば打ち、ちんすこう作り、沖縄空手に三線の演奏、マリンスポーツなど101種類もの体験をすることができます。 ちなみに、シ-サー作りでもいくつか工房があり、形から自分で作るパターンもあれば、色塗りだけをするパターンもあり、自分に合うものを選んで行うことができます。
私は、シーサーの絵付を行いました。工房内には、他の人が作った作品なども置いてあって、シーサーだらけです。靴のままで、吹き抜けた工房内に入り、じんわりと暑い中で作業を行います。作業時間は40分~1時間です。 シーサーは2体1組で成り立つものなので、家族や友達、恋人と一緒に1体ずつ作るとよい思い出になるでしょう。 その他には、色の付いた砂や星の砂を瓶に詰め、絵を描く体験も楽しかったです。
工房での体験以外では広い敷地の中を、ぶらぶらと散歩をするのも楽しいです。私が行ったときは、観光客がほとんどおらず、静かな敷地内を沖縄ならではの建物や、それぞれの工房に飾られた品を眺めながら散歩することができました。 一休みしたいときには、古風な雰囲気漂うカフェもあります。 琉球文化を楽しみたいなら、「体験王国むら咲むら」がおススメです。
多国籍な観光地「アメリカンビレッジ」
「アメリカンビレッジ」は大きな観覧車がポイントの中部エリアのシーサイドリゾートタウンです。周囲には、宿泊施設も多くあり、綺麗なビーチもあります。 外国人が多く集まる場所でもあり、輸入雑貨ショップや外国料理のレストランも多くあります。その他、映画館、ゲームセンター、カラオケなど、アミューズメント施設もあります。
尚、夜になると、観覧車がライトアップされるため、夜景がとてもきれいです。同じ日本なのに、別の国に旅行に来たかのような気分になります。
パワースポット「斎場御嶽(せーふぁうたき)」
南部エリアに行くなら是非行ってほしいスポットが斎場御嶽。ニナイカナイ橋からも近く、車で5分のところにあります。 世界遺産にも登録されている斎場御嶽は、沖縄の聖なる空間であり、はるか昔から祈りの場として使われている場所です。
斎場御嶽を見学するには、入場券が必要なので、南城市地域物化館で券を購入しましょう。1人200円です。駐車場は無料で物産館の横にあります。そこから斎場御嶽までは、歩いて15~20分ほどです。 斎場御嶽までの道のりには、出店やカフェ、雑貨などがあり、マンゴーを使ったデザートなどを食べることができます。
斎場御嶽の受け付けを通りぬけると、静かな山の中に出ます。山の中で木々に囲まれているということもあり、暑い日でもどこかひんやりとしています。そのひんやり具合や余計な物音のしない静かな空気感が、神聖な雰囲気を醸し出しています。目的地まではずっと木のトンネルの下を歩き、どんどん上の方まで登っていきます。途中、急な坂道や、しっかりと舗装されていない道もあるため、歩くときは注意が必要。
南部エリアに行くならば、ぜひこの神聖な空間である斎場御嶽でエネルギーを補充してください。
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